英語を勉強したくない人はこれを読んでください
英語を勉強したくない、
英語アレルギーという人はたくさんいます。
単語を覚えるのが嫌だ、文法が嫌い、
わかります。
当然の反応だと思います。
でも、英語を投げ出してしまう前にこちらをお読みください。
暗記を強要する日本の英語教育
英語の勉強法で、3つの間違った見解が
まかり通っています。以下の3つです。
「英語をマスターするためには、
1.難しい単語をたくさん知ってなければいけない。
2.正しい文法を使わなければ通じない。
3.上達するためには難しい教材をこなさなければならない。」
これを忠実にこなそうとするために
英語嫌いになってしまうのです。
これは日本の英語教育システムの問題だと思っています。
これら3つはすべて間違っています。
もちろん最終的には必要になってくるのですが、
最初からこれらを求めると
英語への嫌悪が増幅します。
なぜならこれらは「暗記」を必要とするからです。
日本の英語教育では、
「単語を暗記しなさい!!」
「文法を暗記しなさい!!」
といってるようなものです。
これでは英語を好きになれないのは当然です。
私のブログは学校の英語の成績を上げるという目的に対しては
ほとんど効果はないです。
しかし、一度学校で暗記を強要されて
英語嫌いになってしまったあなたが
「もう一度楽しい英語をやってみようかな」
と思ってくれれば、
という願いとともに書いています。
暗記をしない英語の勉強法
英語に暗記は必要ありません。
無理やり詰め込むのではなく、
自然にボキャブラリーは増えていくものです。
自然に増えたボキャブラリーは
忘れることはありません。
難しい単語を頭に詰め込んで
暗記しようとしないでください。
分厚い単語帳をじっと見ていると
頭が痛くなってきますね。
しかも、暗記でいったん覚えても
数日後、数ヵ月後には完全に忘れています。
TOEICなどの試験でどうしても必要
というのであれば、私は止めませんが、
難しい単語を丸暗記するよりも
重要な単語の勉強があります。
それは、
簡単な単語を会話で使いこなせるように練習する
ということです。
例えば、
circumvent
という「回避する」という意味の
単語がありますが、
これを単語帳とにらめっこして
必死に暗記するより
make
をどのようなシチュエーションで
文章に入れて会話をするのか
を勉強したほうが
はるかに実践的です。
また、正しい文法を使わなければ通じない。
と教わったかもしれませんが、
多少間違っていても通じます。
むしろしゃべったもん勝ちなところがあるので
積極的に間違った文法でしゃべりましょう。
相手も文法の間違いなんて
気にしないで会話をしてくれます。
最後に、上達するためには難しい教材をこなさなければならない
と思われているかもしれませんが、
はっきり申し上げて、
そんな高度な単語や文法を覚えたところで
会話では難しすぎて絶対に使えません。
難しい教材よりも基礎の教材をやる
これを基本においてください。
例えば、「洋書が読みたい」といって、
本屋で英語で書かれた小説を
購入するときに、
本当に読めるレベルに達しているのか
胸に手を当てて冷静に考えてください。
基礎力がないまま難しい英語に
挑戦すると、1ページに何時間もかけてしまいます。
本を読んでいるというよりも、
辞書とにらめっこしている時間のほうが
長くなってしまいます。
こんな英語の勉強、耐えられませんね。
しかし実際にこういう人は多いです。
これでは上達しません。
英文を読む場合、あるいは聞く場合、
自分のボキャブラリーのレベルを
大幅に上回る教材をやっても
意味がありません。
最初からペーパーバックやTIMEなどの
英字の雑誌に手を出す方が
いますが、まずは基礎をじっくりやりましょう。
英語は学問ではありません!
簡単な文章を読めるように
簡単な会話を聞き取れるように
短い単語のつながりをしゃべれるように
知っている構文で英文を綴れるように
そして、相手にわかってもらうこと。
英語はコミュニケーションです。
学問ではありません。
「わかる、わかりあえる」
という喜びをまず体験してください。
そうしないとせっかくやる気があって
前向きなすばらしいモチベーションを
一気にへし折ってしまいます。
わかる単語を並べて会話をしましょう。
そして相手が理解してくれたときの喜びを
体験できれば、
「これでいいんだ、楽しい」
って思えるはずです。
このブログでも
本当に基礎的な教材をお勧めしています。
難しいことは一切載っていない教材です。
なぜなら、英語は眉間にしわを寄せてやるものではないからです。
研究所でやるものではないからです。
リスニング力を強化したいあなたへ
教材名:英語バイリンガル育成プログラム「リスニングパワー」
繰り返し聞いて、英語の音に慣れるための教材です。
この教材の欠点であったテキストの説明不足を
当ブログからのご購入者様限定の
スペシャル特典の補足資料が補っています。
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英語アレルギー2011年4月27日 | コメント/トラックバック(2)|
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コメント
はじめまして。
私も暗記学習には反対です!
といっても、少し前までそのやり方しか知らなかったのですが、最近英字新聞を読むようになって、語彙とは自然に増えるものなんだと知りました。
多読しつつ分からない単語を調べていけば、自然に身について行くんだな―と。
楽しい!と思いながら勉強することが大事ですよね!
polyさん
はじめまして、その通りですね。
楽しく勉強しないと長続きしませんね。
これからもどんどん英語を上達させていってください。
アステカ