日本語に訳さずに聞く、話す
日本語を英語に訳してから話そうとしているので、
どうしても会話についていけないという方、
結構いらっしゃるのではないでしょうか?
英語を聞くとき、話すとき、
一度頭の中で日本語に訳していますか?
もし訳しているのであれば、
その習慣はやめたほうがいいです。
英語の上達は、日本語を忘れられたころから始まります。
しゃべるときも、聞くときも、
日本語を頭の中からきれいさっぱり取り除いて、
「翻訳」という作業をしないでください。
前に申し上げたとおり、
日本語と英語は文法がまったく違います。
日本語を考えていると
かえって混乱します。
日本語は忘れてください。
そうすることによってスピードも上がりますし、何よりも、
英語を言葉として理解できます。
しゃべるときに「翻訳」すると、
以下のような問題が起こります。
日本語でしゃべる内容を考える
→日本語だと結構難しい言い回しだ
→これに対応する英語は、、、
うーん、出てこない、、、どうしよどうしよ、、
会話についていけません (_ _;)
例えばあなたの日本語力が100としましょう。
日本語だと何も困りません。
どんな言い回しでもできてしまいます。^^
仮にあなたの英語力はそれに対して5だとします。
100の語学力が必要な言い回しを
5の力しかない言葉で表現しよう
とすること自体が不可能です。
100対5の状態で
翻訳をしようとすると
以下のようなことが起こります。
高級レストランでフォワグラで食べている
シーンを想定してください。
日本語だと、
「まったりとして、こくがあるのに、それでいてしつこくない」
と美味しんぼの山岡士郎のようなことが言えてしまいます。(爆)
でも、英語力が5だと、これを英訳してしゃべろうとしても
不可能です。
英語だと、
「Delicious!」(おいしい!)
ぐらいしかいえませんね。
でもそれで最初はいいんです。
頭の中で
「まったりってどういえばいいんだー」
「こくがあるって、、、、」
「しつこくないーー????」
もう頭爆発しそうです。 (_ _;|||)
だからあなたの100ある日本語力はわすれて、
100あるプライドはとりあえず忘れて
5の英語力で表現できることを
口にだしてしゃべりましょう。
英語をしゃべるときは、
自分が使える英単語、
ボキャブラリの範囲内で、
コミュニケーションをとる
これが大事なんです。
最初はかなり大変だと思います。
でも思い切って日本語を頭から排除することによって、
英語力は確実に伸びます。
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勉強法2010年11月24日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:01. 独断偏見英語学習法